むぅ

 なんかバトこんで、2日間徹夜とか訳わかんないことをしたせいか無気力感が襲われています。こう、ダラーっと毎日を過ごしているのですが……とはいっても、現在絶賛ニート中の僕はそうも行かなくて、職探しのほうはひぃひぃながら探している訳ですが、創作に対してはほとんど何もせずに過ごしている感じで、これはいかんなぁっと。主に何がいけないのかというと結果も振るわなかったのに、何を怠けてるんだってことなのですがねっ!
 
 まぁ、何が言いたいかと言うと、そろそろ創作方面に対してもガッツリやる気出して行こうと。幸い、なんか極々小規模なちょっとした企画っぽい話が舞い込んできたので、それを目標にしてがんばって行こうと思いますです〜。






僕僕先生

僕僕先生

 で、先日読了した「僕僕先生」の感想でも書いていこうかと思いますです〜。
 では、月並みですが、いやぁ面白かったです。中国の歴史とか、僕ほとんど知らないので、読み始めた時は少しつっかえた所もあるものの読み進めていくと、なんかどんどんと作品の持つ魅力に引き込まれていきました。すると、歴史の説明の所なんかも、また面白い。勉強になるなぁっとも思いましたし、何より歴史をきっちり物語りの中に組み込んで、料理していたのでなるほどっと思いながら読んでいました。
 後、凄くキャラも魅力的でした。主人公の王弁の独白とか思想とかは、たしかにちょっと怠けすぎ? とか思う面もありましたが全体を通してみると凄く共感できましたし(決して今現在、僕がニートだかではありませんっ)それと、仙人の僕僕。これを言うと多方面でロリコンの冤罪を掛けられている僕の印象が更に浸透してしまうような気がしますが、いいます。




 激萌える(ぉ

 仙人故の達観した所もありながら、まるで童女のような無邪気さもあって、それを凄く上手く表しているなと思いましたです。うん、キャラの設定が凄い。後、なんかこう王弁が僕僕に引かれる過程とか、旅で二人の心が通い合っていく過程とか繊細に、そして丁寧に書かれていて、もう感嘆です。そして、何よりもうなんか、きっちりと読者のツボを心得ている二人の掛け合いが面白い。なんかベタ褒めになっちゃいましたが、ラストなんかも僕の凄い好みで、粗らしい粗なんてまったく見つけることができないんだから、仕方ありません。
 うん、そりゃこれ大賞に選ばれるって、何度も頷いてしまうほど、かなりの傑作でしたです。