あれ? もしかしてカレンと逆なんじゃ

 昨日の日記にレスしてくれた、はっしーさんのコメントを見て思ったのですが。
 ニュートラル僕=ドM
 こんぺ時僕=ドS
 ……これってフェイトのカレンと、逆属性なんじゃ。だってカレンは普段、ドSだけど、うん、ほら……ある状況下ではドMっぽいじゃんっ!? ちなみにある状況下がどんな状況下か。その答えはきっと皆さんの心の中にあると思います。ええ、それはもう、きっちりかっちりこってり皆さんの心の中に根付いていると思います。
 

 そんな感じで、程よく僕の妄想が収拾つかなくなった所で、バトこん感想いってみよ〜。ちなみに今回もネタバレありまくりです。そして適度にボコると思われますです。だって僕、今ドSだもんっ(ぇ




No.9 天使みたいに、君は立っていた

 う〜ん、王道ですね。女の子のためにがんばる男の子。うん、それはいいと思います。戦争に巻き込まれた少年と少女にスポットライトを当てた話。でも、なんていうか王道過ぎて、こう心にぐっと来なかったかな。きつい言い方になっちゃうのですが、印象が薄いような気がしてしまって。で、それは何故かと考えると、ラストのラスト──ナオが肺の病気を患っているところがあまりにも薄すぎるような気がしました。一番の山場としては、リクの父親との対決だというのはわかっているのですが、でもラストにももっと気を使ってほしかったです。ナオの肺の病気を告げる父親の言葉が、あまりにもすらっと言い過ぎてるんですよね。展開上知らないと進まないのはわかりますが、もうちょっと言いよどんでリクが詰め寄るとかのほうがよかったかもです。後、ナオの肺の病が判明して、いきなり亡くなるのも、もったいないなぁっと。あのまま少しの間だけリクと生きて、それでエピローグに別れを書くとかしてもよかったんじゃないかなぁっと。
 基本的に僕は、こういうベタな話は大好きなので、残念でした。



No.10 やぎょういちにん、よるをあるく

 うわぁ、これは大好きだぁ。正直、今の時点でNO.7を抜いて僕的にTOPです。かなり詰み詰みに書かれている文章。前述した通り、僕はそういうの結構好きなのですが、それ以上に全体に漂う酔っているような文に引き込まれました。これ、多分作者さん、自分の文に酔っていた所があると思うのですが、逆にそれがこの作品に凄く合っている様に感じられました。いや、もうダメな自分を赦そうとか、もうそんな酔いまくってる文章が大好き。こういうなんていうかやる気なさげで、惨めっぽい強がり、でも強がりじゃないようにも見える心情が僕の琴線に触れまくりでした。



No.11 ユメミルセカイ
 
 申し訳ありませんです。これも原作未プレイなため、感想が書けませんOTL




No.12 海の光

 そういえば前に、世界丸見えかなんかでフランス外人部隊の特集を放送していたのですが、作者さんはそれを見てこのネタ思いついたのかなぁって個人的に思いながら、ニヘーとしてしまいました。そんな僕は、毎週、ガチで世界丸見えとアンビリバボーを見ています。
 まぁ、それはいいとして、うん面白かったです。……面白かったんですが、なんでしょう。文章も読み易いですし、話も分かりやすいですし、魅力もあったと思うのですが、う〜ん、どうにも今一歩が足りないような気がしてしまいました。もう少し主人公の戦争を体験した葛藤やら、それでも姉を助けに行く想いやらをプッシュしてほしかったかもです。兵士って、戦争から帰ってくると緊張状態が解けずに、朝起しにきた娘を傷つけてしまったとかいう話もありますし、そういうのも織り交ぜて主人公の人間特有の苦悩が見たかったかな。いや、まぁ、容量的にギリギリですし自分に出来もしないことを頼んでいるのはわかっているのですが。面白くて期待しゃちゃったんだもんOTL




No.13 魔引き

 う〜ん、これもNO9と同じで、女の子を守る男の子の話なわけですが……すみません。辛辣な言葉になっちゃうのですが、圧倒的に書ききれてないように思っちゃいました。なんか話の背景がまったく見えてこなかったといいますか。書かなきゃいけない所というか、書くと話に深みが増すところとかで文が足りてないように感じました。う〜ん、もしかしたら三点リーダーに頼りすぎているためかもしれません。いえ、もちろん使うのは悪いとは思いません。適度に使ったほうがいいと思うし、描写でなんでもかんでも書てあるとダレますしね。まぁ、それはまさしく僕の書き方なわけですがOTL
 でも、うん、ラストとか行き成り白い人は、納得して少女に手を出すのをやめるわけですが、そこはあまりに唐突だと思います。そこはこの話の肝でもあるので、もうちょっと熟考して場面を考えてほしかったです。




No.14 トラップ・ドラッグ・トラップ 〜トラドラトラ!
 
 くそぅ。あんたら幸せそうっすねぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ! と春原さん家の陽平くんのような突っ込みをしてしまうぐらい、もう、なんだ、ああはいはい羨ましかったんですよ! 
 これもかなりの王道なわけですが、やられた。王道でも、展開がわかっていても凄く楽しめました。うん、これは面白い。




No.21 呪われた男が見た星
 
 いきなり作品NOが飛んだのには、もちろん意味はありません。ないったらないのっ!
 それはいいとして、う〜ん。これは、呪いで傷をつけてその星のことを思い出させるとか、着想はいいと思いますけど。辛辣な言い方になっちゃいますが、主人公の考えの変わり方があまりに唐突過ぎます。いくらなんでも、傷を付けられて会社に戻って評価を上げようとするってのはないかなって思ってしまって、もうどうしようもなく。主人公が心変わりするまでの過程が、これは大事だと思うのですが、そこら辺の心理描写とかがごっそり抜けてて、どうにも感情移入できませんでした。



No.22 滑稽なダンス
 
 吸血鬼物ということで、奈須きのこスキーの僕としては月姫、あとヘルシングなんかを意識しちゃうのですが、う〜ん。なんだろ。なんか伝えたかったことがブレちゃってるように感じました。またまたここから、かなりきつい言になってしますのですが、かなりポンポンとキャラが出てくるわけですが、正直、中盤辺りで誰が喋っているのかわからなくなった所がありました。洋館の頂上に辿るついてみれば、ガチンコ吸血鬼の他に2人の吸血鬼がいたりとキャラは増えていき、お、ここから3人のヴァンパイアハンターと吸血鬼のチームバトルが見られるのかと思いきや、いきなり話が飛んでラストにいっちゃってたりして、なんか終始冷めた目で見ちゃいました。う〜ん、キャラ立てはきっちり出来ていたし、面白くなる要素はかなり合っただけに残念です。容量を見てみれば、後半分ぐらい残っているので、もっと全体的に肉付けしてほしかったなぁっと思います。





 というわけで、今日はここまでですっ。
 で、なんかここまで見てきて、僕はふと思ったのですが……なんか今回エロスな表現が多いような〜。
 そうか。皆エロスが大好きなんだねっ。よぉし、そんな皆さんに僕はこんな言葉を送っちゃいますですよ!



 ───エロスはほどほどにな(ぇ



 まぁ、前振りなんだけどねっ。

 ヒント:僕。

 うん、まぁ、皆、突っ込めばいいんじゃないかな。・゚・(ノ∀`)・゚・。