人形劇ギルド


BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKEN "人形劇ギルド" [DVD]

 ユグドラシルに収録されたギルドをモチーフにした、BUMP OF CHICKENが手掛ける人形劇クリップを今日買ってきました〜。9月20日に発売されていたので、今日学校が終わったと同時に速攻で買いに行きました。もう帰ってくる途中のバスの中では、ニヤニヤしっぱなしですよ。そんな僕を観て、隣に座っていたじょしこーせーが席を慌てながら離れたのは、一人ニヤニヤしている変態から逃げるためでしょう。もちろん、その変態とは僕のことですが。じーざすOTL
 それはさて置き、今回のビデオクリップは人形劇風味の無声映像ということで、BUMP初の試みなので、すごく楽しみだったのですよね。とりあえず、無声という言葉を違う漢字に変換した人は、前に出てください。僕の長編小説「呪詛」を送って差し上げますので。ああ、安心してください。きっちりと着払いでお送りしますので( ^▽^)


 ていうかまた話が逸れてる。で、では、今度こそ人形劇ギルドの感想をばっ!!
 あ、ちなみに、ネタバレありなので、そこら辺お気をつけて下さいませ〜。
 人形劇ギルドは、元となったギルドのテーマ。「生きる」ということを炭鉱に住む、マンナズとその娘、ベルカナの親子の日常で表していました。何気ない日常から始まり、この話。展開としては、幸せに暮らしていた二人が、ある日、協会でベルカナがピアノを弾いたことを褒められたことで、マンナズはピアノを買うために、天国と呼ばれる第66番ギルドの炭鉱に赴くっという、割とどこかで観たことがある話なわけですが。でも、人形劇、劇中曲、そして無声映像。これらがすごく巧く重なり合い、優しげで暖かな作品になっていると思いました。面白い、とは違うけど観終わった後、心が温かくなるそんな作品だと思います。
 これを見てというわけではないのですが、自分の創作に対する原点みたいなものを改めて思い出しました。ストレートでもいいじゃん。魅せ方次第なんじゃないかなって。たしかに映像というものがあるので、ちょっと小説とは違うのかもしれませんが、でも通じるところもあるんじゃないかなって思います。エンタメ性。それも大切ですが、それに囚われ過ぎず、在り来たりな話でも魅せ方を考えて自分の思いをストレートにぶつけることで、伝わるものがある。ごちゃこんでエンタメ性を考えすぎて、他を疎かにした僕としては、そのことを痛感しました。やっぱり、いいなぁ、BUMPは。


 あ、後ギルドについていた冊子を見て思ったことが一つ。無駄にキャラの設定が凄いwww
 明らかに、この人形劇だけのキャラなのに一人一人のエピソード的なものを考えて凄いなと。なんかBUMPのキャラに対する愛を感じた。さすがはアルエ=綾波レイを作った方々。ちなみに僕は、fire signはセイバーの曲だと確信しています(ぇ
 劇が終わった後にBUMPのメンバー自身が、劇の登場人物になって補足的な話をするところなんかは、ぐだぐだで見ていて楽しかったです。
 総論としては、とても楽しく。BUMPの真骨頂が盛り込まれた作品だったと思いますです。BUMP。ギルド。そういう要素を除いてみた場合も、人形劇として高い密度で作られているので普通に楽しめるんじゃないかなって思いました〜。



 というわけでベタ褒めして終わります。だって僕BUMP信者だからねっ!!!(ぉ